ワンウィッグが出来るまで。

おはようございます。

 

 

いつも皆様のご協力のもとヘアドネーションへのお髪のご寄付ありがとうございます。

 

 

 

 

 

先日もご新規のお客様が人生2回目のヘアドネーションをしてくれました。

 

 

 

 

 

ボリュームが出ないそうで、パーマもかけさせて頂きました。

 

ありがとうございました<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

さて、切り終わった毛髪はどのようにウィッグに変わってくのか気になりますね。

 

 

今日はドネーションしていただいた毛髪の作業工程をあげていきます。

 

 

 

 

まずドネーションされた、毛髪を薬品をつけてキューティクルを取り除きます。

 

ココが最初から驚きますよね。

 

でも、こうすることによって扱いやすくできるそうです。

 

 

 

その後、また違う薬品を使って毛髪のPHを整える中和作業が終わった後の毛髪です。

 

薬品で毛髪のトーンも明るくなってますが髪質により色もバラバラなのでここから均一になるように染毛していきます。

 

 

 

 

 

そして染め上がった毛髪を干すところ。

 

基本的に手作業だそうで干し方にもポイントがあるそうです。

 

 

 

 

乾燥が終わった毛髪は大きな剣山のような道具とかして艶を与えながらごみや汚れなどを取り除いていきます。

 

黙々と行われていく梳毛作業がをしたのち、毛髪の選毛作業になります。

 

この工程では、髪の毛の状態や長さなど細かいカテゴリーになんと手作業で仕分けていきます！！

 

一束一束髪の毛を掴み、パッパッと分けて剣山で梳きながら艶を出していく作業は熟練の技術を持った職人さんしかできないそうです。

 

ちなみにキューティクルは剝がしてあるので毛髪の上下はなくなっており、どちらの向きでも使用できるそうです。

 

 

 

 

選毛作業が終わったのち、この毛髪の束を職人さんが一本一本検品していきます。

 

色の違う髪の毛が混入していないか、ヨレたり、ゴミが混じっていないか手作業でチェックしていきます。

 

この時点ですでに髪の毛に艶が見られます。

 

 

 

検品が終わった毛髪は整毛処理をしていきます。

 

毛髪を整え、束にしてその束を結束しやすいように並べながら細かい長さ別に揃え、均一に整えていきます。

 

様々な人からドネーションされた髪の毛は色、質感、長さを均一化されてwigに使用できる髪の毛へと生まれ変わろうとしています。

 

 

生まれ変わったドネーションされた髪の毛は約20人分程度の髪の毛の束に結束されます。

 

 

職人さんは計らずしてもほぼ全部誤差なく感覚のみで同じ重さの髪の束に結束されていくのがすごいと思いました。

 

 

 

この束を使ってウィッグが形成されていくというわけです。

 

 

 

 

 

今回の内容はほぼ引用ですが寄付した髪の毛がどのように処理されてるのか気なる方のために書かせていただきました。

 

 

では、今日も良い一日を(^^♪